“寄付金横領”尹美香議員、罰金1500万ウォン＝韓国

「正義記憶連帯」の寄付金を指摘に流用した容疑で裁判を受けてきたユン・ミヒャン（尹美香）議員（無所属）が一審で罰金刑を言い渡された。

　ソウル西部地裁は10日、補助金管理に関する法および寄付金品法違反、詐欺、業務上横領、背任など8つの容疑で起訴された尹議員に罰金1500万ウォン（約155万円）を言い渡した。

　尹議員は議員職喪失刑は免れた。関連法により執行猶予を含む禁固以上の刑を言い渡され、刑が確定すれば議員職を失う。

　裁判部は「韓国挺身隊問題対策協議会の法人口座と個人口座に保管していた資金のうち1700万ウォン余り（約175万円）を個人的に横領した事実が認められる」と明らかにした。

　裁判部は寄付金品法違反など尹議員に適用された残りの容疑はすべて無罪と判断した。

　尹議員と共に起訴された正義記憶連帯の元理事であり、韓国挺身隊問題対策協議会の元常任理事のキム某氏（48）にも無罪が言い渡された。