チェジュ航空(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
チェジュ航空(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の格安航空会社(LCC)大手2社、チェジュ航空とジンエアーが先ごろ発表した2022年10~12月期の連結決算によると、両社とも営業利益が黒字となった。四半期ベースで営業利益が黒字になったのは新型コロナウイルス感染拡大後、初めて。 LCC大手2社が赤字から抜け出したことで、航空業界の低迷からの脱出が本格化したとの分析が出ている。 チェジュ航空が7日までに発表した22年10~12月期の連結決算によると本業のもうけを示す営業利益は187億ウォン(約19億6000万円)で前年同期から黒字転換した。四半期ベースでの営業黒字は19年の1~3月期以来、15期ぶり。売上高は前年同期比241%増の2994億ウォンだった。 年間では売上高が前年比157%増の7025億ウォン、営業損失が1775億ウォン、純損益は1724億ウォンの赤字だった。営業損失は1400億ウォン程度減少した。 チェジュ航空が四半期ベースで黒字に転換したのは、日本路線の拡大によるものとみられる。 国内線の旅客数も昨年約650万人を記録し、2020年から3年連続で国内線シェア1位となった。
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