メーカー別の欧州シェアの増減(ACEA提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
メーカー別の欧州シェアの増減(ACEA提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】欧州自動車工業会(ACEA)が6日までに発表した統計によると、韓国完成車大手の現代自動車と子会社・起亜の2022年の欧州市場でのシェアは合計9.40%だった。前年(8.65%)より0.75ポイント上昇し、完成車メーカーのうち上昇幅が最も大きかった。 現代と起亜の現代自動車グループに次いでシェアの上昇幅が大きかったのはトヨタ自動車グループ(0.69ポイント)で、次いでフォード・モーター(0.17ポイント)、ルノーグループ(0.12ポイント)、メルセデス・ベンツ(0.04ポイント)、ホンダ(0.01ポイント)と続いた。 一方、欧州市場でシェア1位のフォルクスワーゲン(VW)グループは22年のシェアが24.72%で前年比0.40ポイント、2位のステランティスは18.18%で同2.01ポイント、それぞれ低下した。 ACEAが発表した22年の欧州連合(EU)加盟国や英国など欧州30カ国の新車販売台数は1128万6939台で、前年比4.1%減少した。車載半導体の不足やロシアとウクライナの戦争、世界的なインフレや高金利といった悪材料が重なった結果とみられる。 こうした逆風下でも、現代と起亜は22年に欧州市場で前年比4.2%増の106万989台を販売し、シェア4位を維持した。 エコカー需要の高い欧州で、電気自動車(EV)の販売も増やした。現代と起亜の22年の欧州EV販売台数は14万3460台で前年比5.9%増加した。
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