クラッシック界のスター、チョ・ソンジン…2年ぶりにフルアルバム「Handel」発売(画像提供:wowkorea)
クラッシック界のスター、チョ・ソンジン…2年ぶりにフルアルバム「Handel」発売(画像提供:wowkorea)
god(神)ソンジン”との呼び名を誇る韓国のスターピアニストのチョ・ソンジン(29)が、6thフルアルバムを引っ提げて帰って来る。今回は‘Handel(ヘンデル)’だ。2021年にドイツ・グラモフォン(DG)で発売した前作ショパン以来、約2年ぶりのことだ。

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音盤社のUNIVERSAL MUSICは、ショパン国際ピアノコンクール韓国人初優勝者であるチョ・ソンジンが、フルアルバム「The Handel Project」を3日に発売したと発表した。

今回のアルバムは2021年にDGで発表した「CHOPIN: Piano Concerto in F Minor / Scherzos」に続いて披露する6thフルアルバムだ。古典を主に紡いだ前作とは異なり、バロック時代の代表作曲家Handelの作品を入れて発表した。

音盤では1720年にロンドンで初めて出版された「Handel:Harpsichord Works Vol.2」の中から、チョ・ソンジンが最も大切にする3曲が収録された。彼が選択した3曲は 「Keyboard Suite No.2 In F Major, HWV 427」と「Suite No. 8 in F Minor, HWV 433」、最終楽章の「Harmonious Blacksmith」で有名な「Suite No.5 In E Major HWV.430」である。

チョ・ソンジンは「Handelの Harpsichord曲集は相対的な演奏でもありふれてなく、大衆にはあまり知られていない曲ではありますが気持ちが上って来ると同時に直感的な美しさを感じられる音楽です。本当に選ぶのが難しかったですが、音楽の構造とアイディアの中でも最も好きな3作品を選び出しました」と話した。

チョ・ソンジンは作品の感覚を生かすために最大限Sustain Pedal(ピアノ音を持続させるペダル)を使用せずに強弱を調節した。同時にHandel対位法でおのおののさまざまな色と重さを込めようと努めたと言う。

今回のアルバムには1733年に出版されたHandel楽譜集にある2つの楽章も入っている。 「Suite in B flat major, HWV 440: 3. Sarabande」と「Wilhelm Kempff」編曲ヴァージョン「Minuet In G Major-Mino」だ。

チョ・ソンジンは今回のアルバムで全世界ツアーを続けて行く予定だ。5日には ドイツ・グラモフォンの「STAGE+」でHandelプログラム演奏をオンラインストリーミングで公開する。

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