<韓国ヒストリー>43年前のきょう(30日)、当時アーチ型では最長の釜山大橋が開通(画像提供:wowkorea)
<韓国ヒストリー>43年前のきょう(30日)、当時アーチ型では最長の釜山大橋が開通(画像提供:wowkorea)
韓国・プサン(釜山)の釜山大橋が、着工から3年3か月となる1980年1月30に開通した。

 これまで主に使われていたヨンド(影島)大橋から東側300メートルになる地点に新たに建設された釜山大橋はパイプのアーチ型で、当時アーチ型の橋では最長となる260メートルの長さと、幅20メートル、12の橋脚が160メートルごとにあるのが特徴だった。

 写真右には大韓通運の釜山社屋が見え、左側の山はアミ(峨嵋)山。韓国の技術者によって建設され、総工事費88億ウォン、延べ人員23万人が投入された。また釜山大橋につながるよう追加で建設された進入高架道路(長さ600メートル、幅16~20メートル)と接続道路(長さ1370メートル、幅35メートル)を加えると、規模は延べ1670メートルとなる。

 釜山大橋が建設されたのは、影島大橋の老朽化と交通量の増加のためだった。影島大橋は1934年3月に開通して老朽化し、大型コンテナ車両(20~40トン)は通過できず、当時の1日の交通量(車3万台、歩行者8万人)を消化することができなかった。釜山大橋の建設は、1980年10月に完工した都市高速道路(長さ1万5700メートル)、埠頭道路(長さ4000メートル)と連携され、ソウル~釜山の高速道路を影島まで延長させ、影島地域の開発と釜山の産業発展を促進させる、釜山港開港以来、当時最大の歴史だった。

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