韓国与党“国民の力”のアン・チョルス(安哲秀)議員(画像提供:wowkorea)
韓国与党“国民の力”のアン・チョルス(安哲秀)議員(画像提供:wowkorea)
韓国のナ・ギョンウォン(羅卿瑗)元与党“国民の力”議員が「党代表選に出馬しない」と発表した後に実施された世論調査で、アン・チョルス(安哲秀)党代表選候補への支持が大きく上昇したことがわかった。キム・ギヒョン(金起ヒョン)候補は2位と比較的余裕のある差をつけ1位の座を守っていたが、ナ元議員の不出馬による「構図変化」の恩恵をアン候補が受けたものとみられる。

韓国の世論調査会社“リアルメーター”が今月25~26日、成人男女1009人のうち与党支持層442人を対象に「次期与党代表支持率」を調査した結果、キム候補は40.0%・アン候補は33.9%と集計された。

その前の調査に比べキム候補は0.3%下落した一方、アン候補は16.7%も上昇した。これにより、キム候補とアン候補の差は6.1%に狭まった。

前回の調査と今回の調査の間には「ナ元議員の不出馬宣言(25日)」があった。

リアルメーターのペ・チョルホ首席専門委員は「ナ元議員の支持層が、アン候補に流れたものと推定される」とし「一回生議員による連判状事件など、ナ元議員と尹核関(尹錫悦大統領側の核心関係者)との衝突の影響により、(尹核関が支持する)キム候補よりアン候補に流れたものと分析される」と語った。

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