中国・広州市、新型コロナ感染率「85%」と発表…収束段階に入る＝中国報道

中国・広東省広州市当局は18日に記者会見を開き、同市の新型コロナウイルスの感染状況は収束に向かっていると伝えた。

広州市衛生健康委員会の代表者は同会見で、現在、広州市内の医療機関の救急診療や発熱外来の診療がほぼ「正常診療」の水準に回復していることを伝え、「新型コロナウイルスの感染状況は、すでに収束段階に入った」と明かした。

同市の国内感染者の中からは、オミクロン株の新たな派生型である「XBB」は検出されておらず、「BA.5.2」が主流となっている。

同委員会の発表によると、広州市の感染率は85%を超えた。

市当局は春節（旧正月）連休中（1月21日～27日）も市民が安心して過ごせるよう、救急指揮システムを24時間対応とし、1日あたり200台の救急車を運行できるよう保障するとした。