海外歴訪の尹大統領「すべての日程は “経済”に焦点」＝韓国

アラブ首長国連邦（UAE）の国賓訪問とスイスのダボス会議出席のため14日に出国する韓国のユン・ソギョル（尹錫悦）大統領は「すべての日程は、経済に焦点を合わせた」と語った。

尹大統領はこの日、UAEのアブダビへと出国する前、フェイスブックを通じて「韓国の優秀な投資環境を知らせ、輸出拡大で経済を活性化できるよう最善を果たす」とつづった。

尹大統領はこの日から21日までの6泊8日間、UAEとスイスを訪問する。

尹大統領は「韓国首脳のUAE国賓訪問は、1980年の修交以来初めてのことだ」と言及し「両国間の特別戦略的パートナーシップを、一層高めた水準に飛躍させるきっかけとなるだろう」と説明した。

尹大統領は「100余のわが企業により構成された経済使節団が同行する」とし「わが国民と企業たちのUAE進出を支援し、国富（政府系）ファンドとの協力方案も話し合う予定だ」と説明した。

また尹大統領は「UAEは原子力発電とエネルギー、投資と防衛産業分野におけるわれわれの核心協力国だ」とし「経済中心の首脳外交により多様な分野で協力を強化し、複合危機を輸出と投資で克服するきっかけを作る」と伝えた。

一方、尹大統領はダボス会議について「ダボスでの演説を通して、供給網の強化とクリーンエネルギーへの転換・デジタル秩序具現のための連帯の道を提示し、大韓民国の主導的な役割と意志を国際社会にアピールする」と強調した。

さらに尹大統領は「国内外の主要な企業のCEO（最高経営者）に会い、韓国の投資環境と技術競争力を紹介し、協力方案も講じていく」と付け加えた。