韓国市民団体VANK、無形文化遺産を広める世界地図製作…竹島も朝鮮半島に描く

韓国のサイバー外交使節団VANKは最近、ユネスコの無形文化遺産に登録されたタルチュム（朝鮮半島の民族芸能）など韓国の無形遺産を広める英語の世界地図を1万部製作し、海外に配布すると明らかにした。

　縦70cm、横1mの印刷物は世界地図と朝鮮半島の地図、195か国の国旗で構成された。世界地図上には該当国家の無形文化遺産35件が写真と共に英語、ハングルで紹介されている。朝鮮半島の地図にはキムジャン（キムチ漬け）、農楽、アリラン、パンソリ、テッキョン、江陵端午祭、男寺党、シルムなど韓国の無形文化遺産21件が絵と共に描かれた。また、竹島（韓国呼称:独島）や日本海（韓国呼称:東海）も見えるよう表記されている。

　VANKのパク・ギテ団長は「一方的に韓国の文化を伝えるのではなく、世界の遺産を一緒に紹介しながら疎通し、交流できるよう世界地図を製作した」と述べた。

　VANKはこの無形遺産世界地図を世界の小中高校の学生や教師に提供する計画だ。