2020年3月21日、朝鮮中央テレビが公開した砲撃訓練の様子(朝鮮中央テレビの画像から)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
2020年3月21日、朝鮮中央テレビが公開した砲撃訓練の様子(朝鮮中央テレビの画像から)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部当局者は6日、来月刊行する尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権初の国防白書の草案で「北の政権と北の軍はわれわれの敵」と記述されたことについて、「北が持つ二重的な性格を総合的に認識することが重要だ」と述べ、同記述が北朝鮮との対話と協力を否定するものではないとの立場を示した。 また、「北は現存する軍事的な脅威であり、朝鮮半島の平和と南北関係の改善を共につくっていかなければならない対話と協力の対象」だとして、「国防当局が『敵』という表現を使ったのは軍が持つ任務の特性のため」と述べた。 一方、北朝鮮が5日、韓米の射撃訓練に反発し砲撃を行ったことに関しては、「北の挑発は続く可能性が高い」とし、「問題は北が繰り返して南北合意に違反していること」と指摘した。 北朝鮮は5日、東西の海上に向けて約130発の砲撃を行った。砲弾は海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)の北側の緩衝区域に着弾した。海上の緩衝区域は2018年9月の南北軍事合意によって設定されている。
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