「乗車中にドアを閉め」乗客にけがをさせたバス運転手、罰金1500万ウォン=韓国(画像提供:wowkorea)
「乗車中にドアを閉め」乗客にけがをさせたバス運転手、罰金1500万ウォン=韓国(画像提供:wowkorea)
乗客の乗降車をきちんと確認せずにバスを出発させ、乗客にけがをさせた60代の市内バス運転手に裁判所が罰金刑を宣告した。

チュンチョン(春川)地方裁判所は交通事故処理特例法違反(致傷)の容疑で起訴されたA被告(60)に罰金1500万ウォン(約157万円)を宣告したと、6日明らかにした。

A被告はことし7月9日、カンウォン(江原)道春川のバス停留所前で、乗客のBさん(65・女性)が乗車を完了していない状態でバスのドアを閉めて出発し、けがをさせた容疑で裁判にかけられた。

当時、Bさんはバスの乗車口に左足だけを乗せた状態だったが、A被告はドアを閉めそのままバスを出発させた。この事故でBさんは道路に転倒して腰の骨を折り、12週間の治療が必要となった。

裁判部は、「被告人の注意義務違反の程度は軽くない」としながらも、「被告人が犯行を認め反省している点、被告人が運行した車両が共済組合および運転者保険に加入している点、被害者と合意(示談)が成立している点などを考慮した」と判示した。
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