警察、ワールドカップの街頭応援に備え光化門広場に機動隊・特攻隊を配置＝韓国報道

韓国警察がサッカーのワールドカップの街頭応援が行われるソウルのクァンファムン（光化門）広場に機動隊と特攻隊を配置することを決めた。

警察庁の関係者は22日、「ソウル市が光化門広場での街頭応援を条件付きで許可したことを受け、警察も現場に機動隊を投入し、観客人数のコントロールや秩序維持などを行う計画だ」と明らかにした。

さらに「警察特攻隊に対テロ業務を任せ、爆発物の管理などを並行して行う方針だ」と説明した。配置される機動隊と特攻隊の規模については、今後決定される見通しだ。

これに先立ってソウル市は同日、光化門広場諮問団の審議を経て、韓国サッカー代表チーム応援団のレッドデビルズが提出した光化門広場の使用申請を条件付きで許可した。条件は夜間時間帯の安全確保、円滑な動線管理、非常時の迅速な対応、諮問結果の遵守などで、使用期間は23日から12月3日までだ。

レッドデビルズはサッカー代表チームのワールドカップ1次リーグの試合が予定されている24日、28日、12月2日に光化門広場で街頭応援を行う計画だ。レッドデビルズ側が予想している参加人数は24日と28日に約8000人、12月2日に約1万人。警察は3日間で計4万人が集まるとみている。