キョンギド(京畿道)オサン(烏山)警察署はこの日の午後3時頃、チョルラプクド(全羅北道)キムジェ(金堤)市のある道路で車に乗って移動していたパク容疑者を追撃し、逮捕したと明らかにした。
逮捕当時、パク容疑者は知人2人と一緒にいたという。警察では、2人はパク容疑者の後輩で、逃亡を助けたと見ている。
動線追跡に乗り出した警察は、パク容疑者が車を利用して全国を動き回る情況を把握し、クンサン(群山)市を経て金堤氏に移動する国道29号線で追撃して、パク容疑者を逮捕した。
パク容疑者は5月から9月までインターネットを通じて「投資をすれば収益を出す」という内容の文章を載せて投資家を募集した後、52人から45億ウォン相当を受け取って横取りした容疑を受けている。
警察はパク容疑者の共犯6人を拘束し、16日にパク容疑者を逮捕したものの、翌日の17日午前、留置場に拘禁されていたパク容疑者が肋骨周辺の痛みを訴えて病院診療を要求したため、病院に連れて行って逃走したことが把握された。
当時、パク容疑者はMRI(磁気共鳴撮影)検査を受けるために手錠を外したまま検査室の中に入ったが、突然出てきて待機していた捜査官2人の追撃をかわし、病院前にあった乗用車に乗って逃げた。
警察は当初、烏山警察署に近いスウォン(水原)アジュ(亜洲)大学病院にパク容疑者を連れて行ったが、診療日程が合わず、パク容疑者が診療を受けたことのあるソウル市ソチョ(瑞草)区にある病院に移動したことが分かった。
その後、警察は前日公開手配審議委員会を開き、パク容疑者を公開手配した。ただし、パク容疑者を逮捕することになったのは公開手配を通じた情報提供とは関係なく、これまでに進行していた追跡捜査を通じてなされたことが把握された。
警察は追加の取り調べが終わり次第、パク容疑者に対して拘束令状を申請する計画だ。また、逃走を助けた2人に対しても関連容疑で立件する予定である。
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