安哲秀、国民の力議員(画像提供:wowkorea)
安哲秀、国民の力議員(画像提供:wowkorea)
アン・チョルス(安哲秀)国民の力(与党)議員は15日、共に民主党(野党)がユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の東南アジア歴訪に同行したキム・ゴンヒ(金建希)夫人がカンボジアで先天性心臓疾患の児童と撮った写真を巡り、‘オードリー・ヘップバーンのまね’と批判することについて「あまりにも消耗的な論争だ」と指摘した。

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安議員はこの日、YTNの番組‘ニュースライダー’で「今回の大統領歴訪の最大の目的は、大韓民国の生存に関する本当に重要な部分についての議論、首脳会談である。もう少しそこに集中するのが正しい」とこのように明らかにした。

安議員は「似たような写真はどんな写真でもすべて見つけることができる。それを探して比較すること自体、適切ではない」と批判した。

続いて「むしろ(金夫人の行動)意図が本当に真実だったのか、そのようなプログラム自体が適切だったのか、このような部分について探ってみるのは、次にもっとしっかりやるためには望ましいことかもしれない」と付け加えた。

安議員は進歩性向インターネット媒体の‘市民メディアタンポポ’と‘ザ・探査’がイテウォン(梨泰院)惨事の犠牲者名簿を無断公開したことについては「本当に適切ではない。例えば米国で(2001年)9・11の時にツインタワーが崩れ、たくさんの死傷者が出て死体の痕跡も見つけられなかったことがあった。そのような時は犠牲者名簿を公開したことが知らなかった失踪者に対し、もう一度調査することができ、まだ家族が見つけられなかった方たちを探すこともできるというそのような目的があった」と説明した。

さらに「今回の梨泰院惨事は、既に犠牲者は全員身元が明らかになっている状況だ。今回のような場合、(犠牲者の名簿公開は)適切ではなかった。遺族の(心の)傷をよりひどく苦しめる」と述べた。

また、大統領室の‘MBCは専用機搭乗不許可’方針については「これ自体、メディア弾圧ではないが、警告の意味があり、1回にとどめてほしい。MBCの内部でもメディアの自由に対する責任もあるのではないか。一度探ってみるきっかけになればと思う」と述べた。

「どんな警告のメッセージだと思うか」との司会者の質問には「(MBCが)国連総会で出た(尹錫悦大統領の)ある対話に対する動画、任意に字幕を付けたことでしばらく物議を醸し、実は今も続いているのではないか。それに対する一種の大統領室の措置だと思うが、お互いに一歩ずつ退き、このようなことが再び繰り返されない方法を探すのが望ましい」と言及した。

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