農心のユッケジャンカップラーメンは今月、発売40周年を迎える。1982年の発売以来、2011年カップラーメン市場販売1位を獲得し、12年連続その座を維持しており、累積販売量は約52億個に達する。農心のカップラーメン単一製品の中で唯一、年間売り上げ1000億ウォン以上を記録し、「辛ラーメン」「チャパゲティ」「安城湯麺」「ノグリ」など代表ブランドと肩を並べている。
農心の関係者は「今の傾向が続けばことし1200億ウォンで、最大売り上げ記録が予想される」として「最近数年間、全体ラーメン市場規模が2兆ウォン前後を横ばいしてきた状況で、発売40年になった長寿ブランドが持続的に成長傾向を記録した」と説明した。
ユッケジャンカップラーメンの人気の秘訣は、最近の社会的距離の確保拡大戦略の緩和と野外活動人口の増加によるものと分析される。実際、農心がソウル大学消費トレンド分析センターと共に、写真で日常消費パターンを分析するStockography技法を活用してSNSイメージビッグデータを分析した結果、野外活動を背景にしたラーメン写真の中でユッケジャンカップラーメンが最も高い比重であることがわかった。
ユッケジャンカップラーメンが野外活動で人気を得る最も大きな理由は簡便さにあるという評価だ。お湯さえあればどこでも簡単に調理して食べられるからだ。味も辛かったり刺激的ではなく、気軽に食べやすいという意見と、のり巻きなど他の食べ物と一緒に食べるのにいいという意見が伴う。
もう一つの人気ポイントはコストパフォーマンスにある。市中のカップラーメンと似たような価格帯でありながら量が多く、味も良いというのがユッケジャンカップラーメンを好んで食べる消費者の主な評価だ。麺が薄くて調理時間が短く、麺にスープがよく染み込むというのも長所に挙げられる。
農心関係者は「ユッケジャン・サバルミョンはカップラーメンの中で最も古い歴史と最高の人気を誇る製品」とし「消費者に持続的により大きな愛を受けられるよう、多様なマーケティング活動を展開していく」と述べた。
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