尹大統領、北朝鮮のミサイル挑発直後に緊急NSC会議招集を指示

韓国のユン・ソギョル（尹錫悦）大統領は2日、緊急国家安保会議（NSC）の招集を指示した。

大統領室は2日、尹大統領が北朝鮮による弾道ミサイル挑発の直後にNSC会議の招集を指示したと明らかにした。

合同参謀本部はきょう午前8時55分ごろ取材陣に「北朝鮮がトンヘ（東海、日本海）上に弾道ミサイルを発射した」と発表した。合同参謀本部はミサイルの射距離、高度、速度などを分析している。

合同参謀本部によると、弾道ミサイルはウルルン（鬱陵）島の方向に発射され韓国側の公海上に落下した。これによりキョンブク（慶北）鬱陵郡地域には空襲警報が発令された。

北朝鮮の今回のミサイル挑発には先月31日から始まった米韓合同空中訓練「ビジラント・ストーム」に反発する狙いがあるとみられる。