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13日、ソウル中央地裁は公職選挙法違反(虚偽事実公表)の疑いをもたれているチョン被告とアン・ヘウク元大韓小学校テコンドー協会長、元私債業者のキム某氏の初公判準備期日を開いた。
この日、チョン被告は「記者として情報提供者に聞いた内容と直接取材した内容を土台に事実そのままを報道しただけ」とし、疑惑を否認した。
彼は「尹錫悦大統領内外から告訴・告発されたのは2020年9月から」とし「尹大統領が検察総長だった時期に未来に大統領になることを予見して落選を目的に、ありもしない事実を共謀して作り出したのではない」と主張した。
続けて、チョン被告とアン被告側は国民参加裁判を申請。しかし、検察は裁判部に反対意見を出した。
検察は「すでに国民に多く知られた事案であり、各自予断が形成されている可能性がある」とし「先入観を持っていない中立的な陪審員に陪審を受ける国民参加裁判の趣旨に符合しない」と述べた。
裁判所は双方の意見を検討した後、国民参加裁判を進めるかどうかを決める方針だ。これと共に2回目の公判準備期日は来る12月2日に開くことにした。
これを前に、チョン被告らは第20代大統領選挙期間だった昨年12月にユーチューブ(YouTube)配信で、金建希夫人が1997年、遊興施設で“ジュリー”という芸名を使って働くのを見たという目撃者インタビューなどを放送し、いわゆる“ジュリー疑惑”を提起した。これを受けて、検察は公職選挙法違反・情報通信網法上名誉毀損(きそん)の疑いで先月8日、彼らを起訴した。
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