尹大統領の支持率32%…「支持層結集」で小幅に上昇=韓国世論調査(画像提供:wowkorea)
尹大統領の支持率32%…「支持層結集」で小幅に上昇=韓国世論調査(画像提供:wowkorea)
ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の支持率が支持層結集に後押しされ0.8%上昇し、下落の流れがストップしたという世論調査結果が10日発表された。

韓国の世論調査会社リアルメーターが今月4~7日に全国の18歳以上の有権者2012人を対象に尹大統領の国政遂行支持率を聞いた結果、肯定評価は前週比0.8%増加した32%と集計された。

否定評価は0.2%減少した65.8%だった。肯定評価と否定評価の差は33.8%で誤差範囲外だった。「よくわからない」は0.6%減少した2.2%だった。

肯定評価はインチョン(仁川)・キョンギ(京畿)(2.2%↑)、60代(3.9%↑)、40代(3.5%↑)、無党派層(5.6%↑)、「国民の力」支持層(4.2%↑)などで増加した。否定評価はテジョン(大田)・セジョン(世宗)・チュンチョン(忠清)(3.7%↑)、30代(7.2%↑)、自営業(6.6%↑)などで増加した。

リアルメーターのペ・チョルホ首席専門委員は、「今回の週間調査は文前大統領に対する監査院の書面調査と『低俗発言』問題後の最低水準の国政評価に対する危機感により、両陣営の支持層が結集された」と分析した。

特に、「支持層の離脱があったならば、ボックス圏の下段を破り最低点を更新する状況にまで達する可能性もあった」とし、「(支持層の結集により)結果的には下落なく終わった」と話した。

また、「北朝鮮の相次ぐミサイル挑発は安保心理を刺激し尹大統領の支持層を結集する材料として作用した」とし、「執務室移転、人事などが国会の国政監査で激しい攻防の争点になると予想される中、支持率の行方が注目される」と付け加えた。
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