ソウル市内のホテルで開かれた在郷軍人会の創設70周年記念式典に出席した尹大統領(左から3人目、大統領室通信写真記者団)=6日、ソウル(聯合ニュース)
ソウル市内のホテルで開かれた在郷軍人会の創設70周年記念式典に出席した尹大統領(左から3人目、大統領室通信写真記者団)=6日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は6日、ソウル市内のホテルで開かれた元軍人らによる親睦団体、大韓民国在郷軍人会の創設70周年記念式典に出席し、「在郷軍人会は国家安全保障のとりで」として、除隊した軍人の福祉増進に取り組む考えを明らかにした。 現職大統領が在郷軍人会の式典に出席するのは金大中(キム・デジュン)氏が参加した2020年以来となる。 尹大統領は「北(朝鮮)の核・ミサイル脅威が高まっており、力による一方的な現状変更を試みる国によって世界各所で自由と人権が脅かされている」と指摘。「軍服務に誇りを持つようにすることが強い国防力と強固な国家安保を下支えする」として、「政府は国家安保の第一線で青春をささげた除隊軍人の福祉と権益の拡大に向け積極的に努力する」と述べた。 在郷軍人会は朝鮮戦争のただ中にあった1952年、臨時首都だった南部・釜山で戦争の予備戦力として創設された。現在は元軍人が会員として加入している。
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