合同参謀本部で開かれた国会国防委員会による国政監査に出席した金承謙・合同参謀本部議長(国会写真記者団)=6日、ソウル(聯合ニュース)
合同参謀本部で開かれた国会国防委員会による国政監査に出席した金承謙・合同参謀本部議長(国会写真記者団)=6日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍制服組トップの金承謙(キム・スンギョム)合同参謀本部議長は6日、国会国防委員会による国政監査で、「何より北の核とミサイル脅威に対応する能力を画期的に強化するため努力している」と述べた。

 金氏は「『3軸体系』の運営発展や戦力拡充を加速させるとともに、米国の拡大抑止の実行力向上のため軍事分野で協力している」と説明した。3軸体系は北朝鮮のミサイル発射の兆候を探知して先制攻撃するキルチェーン、発射されたミサイルを迎撃する韓国型ミサイル防衛体系(KAMD)、北朝鮮から攻撃された場合に指導部などに報復攻撃を行う大量反撃報復(KMPR)の戦力を備える戦力増強計画だ。

 また、「緊密な韓米連携に基づき合同作戦遂行体系を完成させるため力を集中させており、条件に基づいた(米軍主導の韓米連合軍が持つ)有事作戦統制権の(韓国軍への)移管を安定的に推進している」と明らかにした。


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