大型スーパーの野菜売り場(資料写真)=(聯合ニュース)
大型スーパーの野菜売り場(資料写真)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が5日発表した消費者物価動向によると、9月の消費者物価指数は前年同月比5.6%上昇した。 原油価格が下落した影響で石油類価格の上昇幅が鈍化し全体の物価上昇の勢いが鈍っている。 消費者物価の上昇率は昨年12月の3.7%から今年1月に3.6%に下がった後、2月(3.7%)以降は拡大し、3月(4.1%)に4%台、5月(5.4%)に5%台、6月(6.0%)に6%台に達した。7月は6.3%とアジア通貨危機の影響を受けた1998年11月(6.8%)以来、23年8カ月ぶりの高水準だった。8月は5.7%で伸び率が7カ月ぶりに鈍化した。 9月の物価指数を品目別にみると、石油類、加工食品の上昇により工業製品が6.7%上がった。石油類は16.6%、加工食品は8.7%、それぞれ上昇した。 農畜水産物は6.2%上昇した。上げ幅は前月(7.0%)に比べ縮まった。農産物が8.7%上昇し、前月(10.4%)を下回った。野菜類は22.1%、畜産物は3.2%、水産物は4.5%それぞれ上昇した。 電気・ガス・水道は14.6%上昇した。公共料金値上げの影響で2010年1月の統計開始以来最大となった前月(15.7%)よりは縮小した。 個人サービスは6.4%上昇し、上昇幅は1998年4月(6.6%)以来の高水準だった。 生活実感に近い生活物価指数は6.5%、変動の大きい農産物と石油類を除いたコア物価は4.5%、それぞれ上昇した。
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