「ウ・ヨンウのエノキ」本当に天然記念物に=韓国(画像提供:wowkorea)
「ウ・ヨンウのエノキ」本当に天然記念物に=韓国(画像提供:wowkorea)
ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」に登場し、大きな関心を集めたキョンサンナムド(慶尚南道)チャンウォン(昌原)のエノキが天然記念物になった。

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 文化財庁は29日、天然記念物分科文化財委員会会議で最終審議を経て「昌原北部里エノキ」と「大統領府盧巨樹郡」を国家指定文化財である天然記念物に指定することにしたと発表した。文化財庁は来月7日、官報に関連内容を告示する予定だ。

 昌原市ウィチャン(義昌)区大山面北部里にあるエノキは、樹齢が約500年程度であると推定される。広々とした村の山頂に位置しているが、高さが16m、一般成人の胸の高さ(約1.2m基準)の周囲が6.8mに達する。2015年、保護樹に指定された。同じ種類のエノキの中でも比較的大きく古い木に属し価値が高いという評価を受けている。

 この木は長い間、東部村共同体の求心点だった。現在まで90年間、堂山祭を持続するなど村固有の伝統を受け継ぐという点でも学術的・歴史的価値が大きい。また、エノキが位置した丘からナクトン(洛東)江を境に北側にはハナム(河南)邑、南側にはテサン(大山)面の広い平野地帯が広がっており、独特の景観的価値を認められた。

 自閉スペクトラム弁護士の成長物語を扱った「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」では、道路建設を控えて対立している状況で、天然記念物に指定され、村を守る役割を果たした。

 一方、文化財庁は「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の制作会社であるエイストーリーと協業し、9月30日から昌原北部里のエノキの天然記念物指定過程をウェブトゥーンで製作する。このウェブトゥーンは「2022プチョン(富川)国際漫画フェスティバル(BICOF)」で初披露される予定だ。
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