婚姻件数は前年同月比5.0%減の1万4947件で、同月としては統計を取り始めて以来最も少なかった。
新型コロナウイルスの感染拡大で先送りしていた結婚に踏み切る男女が多く、結婚式場を確保するのが難しいとされるが、統計上ではまだ婚姻件数の減少傾向が続いている。
婚姻件数は今年5月に前年同月比5.5%増加したが、6月(8.2%減)から再び減少に転じた。
結婚と出産は結婚適齢期とされる30代の人口減少や結婚・出産に対する価値観の変化、非婚・晩婚の増加などで減少傾向にある。
離婚件数は7535件で、前年同月比9.3%減少した。婚姻件数自体が減少したためと分析される。
一方、7月の死亡数は前年同月比1.2%増の2万6030人で、1983年の統計開始以来最多となった。
統計庁は、高齢化と新型コロナウイルスの影響が複合的に作用したと説明した。
出生数が減少し、死亡数が増えたことで人口は5588人の自然減となった。死亡数が出生数を上回る人口の自然減は33か月連続。
Copyright 2022YONHAPNEWS. All rights reserved. 40