韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は20~22日(現地時間)、米ニューヨークで開かれる国連総会の出席を機に「日韓」「米韓」首脳会談を行なう。

韓国国家安保室次長は15日の会見を通じて、今月18~24日に尹大統領が英国・米国・カナダを歴訪することに関して「国連総会の出席を機に米韓首脳会談と日韓首脳会談を行なうことに合意し、時間を調整している」と明らかにした。

韓国大統領室の高位関係者はこの日、記者たちに「米韓-日韓両者会談は、国連総会の基調演説以外の核心首脳外交の日程だと理解する」とし「首脳間でどのような話が交わされるか、どのようなテーマで行なわれるかは、予め定まってはいない」と語った。つづけて「互いに共有している懸念事項もあり、すでに確認されている議題もあることから、実務次元において関係部署でこれまで発展させてきた履行方案がある」とし「それらをより具体化させ、重要な問題は首脳たちがあらためて識別し、共感を成す会談となることを期待する」と説明した。

日韓首脳会談については「互いに今回(国連総会の出席を通じて)会うのがよいと快く合意し、どのような話を交わすかは定まっていない」とし「元徴用工の懸案などに関して、韓国側でプロセスを進めており、日本とも水面下で交流している」と語り「日韓首脳が対面した時には互いに尋ねることなく、すでにチェックされた状況で会うことになるだろう」と説明した。

つづけて「(先日の)NATO(会議)では米韓首脳会談の必要はなく、日米韓首脳会議が行なわれた。今回は、米韓-日韓首脳会談を『略式』や『公式』というタイトルを付けず、30分あまりの短い時間で集中的に行なう両者会談になるものと予想される」と語った。

尹大統領と岸田文雄首相が首脳会談を行なうのは、今回が初めてである。

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