中国、低い物価上昇率でも83%がインフレを実感(画像提供:wowkorea)
中国、低い物価上昇率でも83%がインフレを実感(画像提供:wowkorea)
中国が先進国と違い2%台の低い物価上昇率を維持しているが、中国人が感じる物価上昇圧力は大きくなっているという調査結果が出た。

14日(現地時間)CNBCによると、コンサルティング会社が中国国内900人余りを対象に行ったアンケート調査で、7月より83%の人がインフレの影響を感じると答えた。これは昨年11月の調査の69%より14%増えた。

中国政府が公式的に発表する消費者物価指数(CPI)は7月2.7%と集計された。8%と高いインフレを続けて行っているアメリカでは同様の調査で92%の人が物価上昇の影響を受けていると回答し、昨年11月(79%)より13%ポイント増えた結果となった。

中国の消費者物価上昇率は過去1年間平均0.9%にとどまったが上海のロックダウンが始まった今年4月から2%台に入った。国家統計局によれば7月のCPIは2.7%と2年ぶりの最高上昇率を記録した。

中国人が物価上昇を感じるのは経済成長が鈍化しているのが原因とされる。コンサルティング会社は「今回の調査は物価指数を代弁するのではないとい。国内の物価上昇だけではなく全般的な成長鈍化も影響を与えた可能性が大きい」と分析した。
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