物価高の中での秋夕、ソウルの伝統市場で最大30%割引されるイベント開催=韓国報道(画像提供:wowkorea)
物価高の中での秋夕、ソウルの伝統市場で最大30%割引されるイベント開催=韓国報道(画像提供:wowkorea)
相次ぐ物価上昇でチュソク(秋夕、中秋節)時期の買い物がしにくくなっている中、 ソウル市は秋夕の連休を前にして伝統市場の活性化と消費者の負担を減らすために、ソウル市内の153か所の伝統市場で祭祀(さいし)用品の割引販売や景品贈呈イベントを開催する。

ソウル市は12日まで市内の伝統市場で祭祀用品と農水畜産物を最大30%引きで販売する「秋夕特別イベント」を行う。

イベントに参加する市場は期間中に秋夕の祭祀用品と農水畜産物を5%から30%割引して販売する。一部の市場では衣類や靴などを最大80%まで割引して販売する予定だ。

また、一定金額以上を購入すると地域振興商品券がもらえ、抽選で秋夕プレゼントセットなどの景品が当たるイベントも同時開催される。

ノウォン(蘆原)区にあるコンヌン(孔陵)洞トッケビ(お化け)市場では、買った品物を運んでくれるサービスを、トンジャク(銅雀)区のナムソン(南城)駅路地市場とソンデ伝統市場では、低所得者層と高齢者のための分かち合いイベントが開催されるなど、各市場ごとにさまざまな行事が予定されている。

また、ソウル市は祭祀の料理を準備するために伝統市場を訪れる市民の不便を減らすため、12日まで従来の無料駐停車可能な市場37か所のほか、さらに57か所に対しても周辺道路の駐車を最大2時間まで無料開放する。臨時駐車場の場所などはソウル市のホームページで確認できる。

また、ソウル市は安全な買い物環境を作るために、多くの市民が集まる81か所の伝統市場内の約3万4000店舗で、週1回の集中消毒を実施する。その他、小規模市場に対しては自主的に防疫できるようにし、必要なサポートも行う予定だ。

ソウル市の商圏活性化課のイム・グンレ担当官は「新型コロナウィルスの流行により売上が落ち込んでいる伝統市場で質の良い商品を安く購入し、商人たちにとっても良い名節になることを願う」と語った。
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