死亡事故を起こして逃走したタクシー運転手…一日後死亡した状態で発見＝韓国

車道に横になっていた50代の女性をひいて死亡させた後、逃げたタクシー運転手が1日後、死亡した状態で発見された。

　26日、韓国インチョン（仁川）ミチュホル（弥鄒忽）警察署によると、同日午前9時頃、カンウォンド（江原道）ホンチョン（洪川）のある畑でタクシー運転手A氏（60代）が死亡した状態で発見された。

　これに先立ち、A氏は今月25日午前1時34分ごろ、仁川市弥鄒忽区チュアン（朱安）洞の道路に横たわっていたB氏（50代・女）をひいた。

　その後、A氏は現場で「交通事故が発生した」と通報したが、事故内容と場所、原因など正確な情報を知らせずに途中で電話を切って逃げた。

　事故後、B氏は病院に搬送されたが、死亡した。B氏が大通りに倒れていた理由はまだ明らかになっていない。

　当時、事故を目撃した通行人から通報を受けた警察は、タクシーの車両番号などをもとにA氏の身元を特定して追跡し、A氏の自宅駐車場で彼のタクシーを発見した。

　しかし、警察はA氏の行動を追跡していたところ、この日洪川警察署から変死届を受け取り、身元を確認した結果、彼の死亡事実を確認した。

　警察関係者は「A氏の行跡を追跡する過程で死亡事実を確認した」とし「この事件については公訴権なしで終結する予定」と伝えた。