IUとソン・ソック、「春史国際映画祭」にノミネート(画像提供:wowkorea)
IUとソン・ソック、「春史国際映画祭」にノミネート(画像提供:wowkorea)
人気スターのIUソン・ソックらが、第27回春史国際映画祭にノミネートされた。

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韓国映画監督協会(理事長:ヤン・ユンホ)は、26日午前、第27回春史国際映画祭の各部門別候補者を公開した。

第27回春史国際映画祭は、昨年7月1日から今年7月31日までに公開された映画を対象に候補者を選定した。春史国際映画祭には、監督賞、新人監督賞、脚本賞、技術賞、男優主演賞、女優主演賞、男優助演賞、女優助演賞、新人男優賞、新人女優賞など全10部門の受賞者を選定し、昨年からは「国際監督賞」を新設し授賞している。今年の国際監督賞は映画「ベイビー・ブローカー」の是枝裕和監督に授賞すると事前発表した。

春史国際映画祭は映画評論家の予審を経て候補作を選び、映画監督の本審で受賞作を選定する。今回の予審にはキム・ジョンウォン、キム・ヒョンソク、ナム・ドンチョル、ソ・ゴクスク、ヤン・ギョンミ評論家が参加した。本審にはユ・ヨンシク、パク・ジョンウォン、シン・スンス、ジョ・グムファン、ク・へソン、イ・テリ監督が参加する。

春史国際映画祭の最高賞である最優秀監督賞には、「別れる決心」パク・チャヌク監督、「モガディシュ 脱出までの14日間」リュ・スンワン監督、「閑山:龍の出現」キム・ハンミン監督、「キングメーカー 大統領を作った男」ビョン・ソンヒョン監督、「あなたの顔の前で」ホン・サンス監督、「オマージュ」シン・スウォン監督が候補者に選ばれた。

審査委員特別賞である新人監督賞には、「犯罪都市2」イ・サンヨン監督、「ジャンルだけロマンス」チョ・ウンジ監督、「十か月のミレ」ナム・グンソン監督、「人質」ピル・ガムソン監督、「休暇」イ・ランヒ監督、「かもめ」キム・ミジョ監督、「最善の人生」イ・ウジョン監督がノミネートされた。

映画別では「モガディシュ」が監督賞、脚本賞、技術賞、男優主演賞、男優助演賞、女優助演賞など6部門8人の候補者が選ばれた。「別れる決心」と「閑山:龍の出現」はそれぞれ5部門5候補者が選ばれた。

今回の春史国際映画祭は、男優助演賞にソン・ソック、新人女優賞にIU(イ・ジウン)がそれぞれノミネートされて話題になっている。ソン・ソックはドラマ「私の解放日誌」と1000万映画「犯罪都市2」が共に大ヒットし、最高の全盛期を満喫している。イ・ジウンは歌手IUとして大衆から愛され、初の商業映画デビュー作「ベイビー・ブローカー」で俳優としての真価を立証し新人女優賞にノミネートされた。

韓国映画監督協会の理事長であり春史国際映画祭執行委員長のヤン・ユンホ監督は「今年の韓国映画界は『犯罪都市2』が1000万観客を突破して、再び映画館を訪れる新たなルネサンス時代が始まっている、という希望に満ちている。こうした雰囲気を持続的にけん引し、韓国映画の地位をさらに高めることができる授賞式を作るために最善を尽くす」と話した。

春史国際映画祭は、韓国映画のパイオニアである「春史」ナ・ウンギュ(羅雲奎)を称えるために1990年代から開催されており、他の映画祭の商業主義的傾向を克服し、創意性、芸術性、公正性を土台にする映画祭だ。また、映画監督と作品の権威を高め、最優秀監督賞がグランプリ(最高賞)となる国内唯一の映画祭で、制作現場で献身する全ての映画スタッフたちと一緒に楽しめるお祭りの場所を設けることを目的としている。

第27回春史国際映画祭は9月30日に行われる。

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