韓国のF-16戦闘機(画像提供:wowkorea)
韓国のF-16戦闘機(画像提供:wowkorea)
米韓軍事演習「ウルチ(乙支)フリーダムシールド(UFS)」が行なわれている中、ロシアの戦略爆撃機が韓国防空識別区域(KADIZ)に進入した。

韓国軍は空軍K-16戦闘機を出撃させるなど、戦術措置をとった。

ロシア国防省は23日(現地時間)「2機の戦略爆撃機TU-95MSが日本海(韓国名:トンへ・東海)の公海上空で予定されていた飛行を行なった」とし「飛行区間の特定段階で、韓国空軍F-16戦闘機が出撃した」と明らかにしたと、ロシア官営“スプートニク通信”が報じた。

韓国合同参謀本部は「ロシアの軍用機のKADIZ進入に関して、わが軍は偶発状況に備え正常な戦術措置をとった」と伝えた。

米韓合同演習の開始から2日目に行なわれたロシアによる今回のKADIZ進入は、韓国だけでなくウクライナ侵攻以降対立が高まっている米国も、同時にねらった武力示威だとみられる。

韓国はロシアのウクライナ侵攻に対して強く糾弾し、経済・金融制裁など国際社会の制裁に参加している。

ロシアは韓国が国際社会の制裁に参加したことにより、米国と英国・日本・オーストラリア・カナダ・EU加盟国とともに韓国を非友好国とみなしている。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96