欧州・アジア輸出用マスク、韓国国内で試験・認証が可能に=韓国報道(画像提供:wowkorea)
欧州・アジア輸出用マスク、韓国国内で試験・認証が可能に=韓国報道(画像提供:wowkorea)
韓国国内でもマスクなどの欧州やアジアへの輸出のための試験・認証を受けられるようになった。

韓国建設生活環境試験研究院(KCL)は17日、英国標準協会(BSI)からマスクなどの呼吸器保護具のCE認証とUKCA認証試験機関に指定されたと発表した。CEマークは欧州・アジア圏でマスクなどを販売するために必要な認証のひとつで、UKCA認証も英国での販売のために必要な認証だ。韓国製マスクをヨーロッパなどに輸出するためには、これまでBSI指定機関がある外国でCE認証およびUKCA認証を受ける必要があったが、今後は韓国国内のKCLで認証を受けるとCE・UKCAマークを付けることができるようになった。

KCLはマスクなどの呼吸器保護具に関する標準規格認定を取得した後、英国標準協会による現場審査を経てCE認証およびUKCA認証試験機関に最終指定された。KCLはチュンチョンブクト(忠清北道)ジンチョン(鎮川)市に政府が試験検査機関に指定しているKCL空気環境センターを運営している。

KCLのチョ・ヨンテ院長は「CE認証試験成績書は多くの国で客観的性能評価資料として使われている」と語り、「KCLの今回のCE認証試験機関指定が韓国企業の世界市場への進出に貢献することを期待している」と述べた。
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