李俊錫、国民の力代表(画像提供:wowkorea)
李俊錫、国民の力代表(画像提供:wowkorea)
イ・ジュンソク(李俊錫)国民の力(与党)代表は13日、党の非常対策委員会への転換に関し「一連の状況を見て、私が吐き出した羊頭狗肉(表と裏が異なる)の嘆きは、私に対する自責の念が混じった叱責だった」と述べた。

李代表はこの日の午後、国会で記者会見を開き「振り返ってみると、私自身が羊の頭を振りながら犬の肉を売っていた。選挙過程でその自らを恥じる気持ちを何度も振り切り、縁を切りたかった」とこのように明らかにした。

また「大統領選挙と地方選挙を経験する過程で、どこかから大勢の人が集まった席で何度も私を『こいつ』と呼んでいるという話を聞きながら、それでも選挙の勝利のために私は我慢しなければならないと大きく『我慢の印』の字を刻み、足が赤くなるほど走り回り、声がかれるほどに叫んだ記憶が思い出される」と述べた。

続いて「私に『先党後私』を口にする方たちは非常に惨(むご)たらしい。大統領選挙の間、一方で私のことを『こいつ、あいつ』と言う人を大統領にするために党代表として一生懸命に走らなければならなかった私のつらい気持ちは、皆さんが口にする先党後私よりもっとズキズキとする先党後私だった」と批判した。

李代表は「(ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の)内部に銃を向けるという表現を見た時、その表現そのものでは大きな傷を受けなかった。単に来るべきものが来たという思いと共に、羊の頭をつけて本当に何を売っていたのかという気がした」と述べた。

さらに「しかし、私のような夢を見る人たちを思いながら『我慢の印』の字を刻みながら笑い、また笑った。初めて政党というものに加入した。保守政党は既に腐り、形骸化して殻だけが残った反共イデオロギーではなく、再び政治課題を扱ってほしい。党員加入画面のキャプチャー写真を送ってきた数多くの若い世代を思いながら麻薬のような幸せにしばし浸り、チョルラド(全羅道)で保守政党に期待して請願を持ってくる島しょ・過疎地域住民の切迫した表情を見ながら鎮痛剤に打たれたように、すぐさま夜明けの列車に乗り、高速バスに乗った」と述べた。

李代表が公式の席上に立ったのは7月初めに性接待および証拠隠滅教唆疑惑で党倫理委員会から党員権停止6か月の重懲戒を受けてから36日ぶりになる。李代表はこの日、記者会見文を読んでいる途中に涙を見せたりもした。

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