集中豪雨での推定車両損害額「100億円」に迫る…「首都圏には高級外車が多い」=韓国(画像提供:wowkorea)
集中豪雨での推定車両損害額「100億円」に迫る…「首都圏には高級外車が多い」=韓国(画像提供:wowkorea)
8日から韓国の首都圏を中心に約80年ぶりの記録的豪雨に見舞われた中、保険会社には浸水した車両の申告が急増している。2日間で降った雨により申告された件数は7600件、推定被害額は1000億ウォン(約100億円)に達する。今後も豪雨が続くとの予報があり、被害規模はさらに大きくなる見通しだ。

 10日、韓国の保険業界によると、この日午前1時基準での12の損害保険会社に寄せられた浸水関連事故申告件数は7678件だ。前日午前10時(2719件)に比べ3倍に増加している。主要損害保険会社4社(サムスン火災、現代海上、DB損害保険、KB損害保険)への申告だけで6526件にのぼる。

 このうち外車は約2500台を越えるという。5億ウォン(約5000万円)以上するフェラーリや2億ウォン(約2000万円)に達するベンツ、ベントレーなども含まれている。

 被害額も相当だ。全体の推定損害額は977億ウォン(約97億円)で、4社のみで884億ウォン(約88億円)に及ぶ。特に、外車の被害規模だけで542億ウォン(約54億円)だ。

 業界関係者は「今回の浸水被害はソウル、キョンギ(京義)、インチョン(仁川)など首都圏に集中し、首都圏は地方に比べ外車などの車両価格が高い車が多いため、損害額が高くなると見られる」とし、「今週中も雨が降り続けると予想されており、被害件数も増加することが予想される」と述べた。


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