安議員は9日午前、ソウル市ヨイド(汝矣島)の国会議員会館で開かれた‘危機を乗り越え未来へ、民間・党・政府討論会‘が終わった直後、記者団に対し「早期全党大会が開かれたら党代表に挑戦する意思はあるか」との質問に「全党大会が何月に開かれるか分からないが、自分の役割があるなら厭わない」と答えた。安議員は先週、子どもに会うため米国で夏休みを過ごしてきた後、党の状況に対する公式意見を初めて出した。
安議員は「合併前から主張して信じていたのは、国民の力は中道と保守が統合して実用的な政党に生まれ変わらなければならず、社会的弱者を温かく抱くことができる政党になってこそ大衆政党として位置づけられる」とも強調した。
安議員は全党大会の時期について「ある方は9月、ある方は11月、また次の方は1月、おそらく私がこのように昨日皆さんに会って話を聞くと3つほど進む道があるようだ。全面的に公論化の過程で結論が出ると思う」と述べた。
安議員は「個々の政治家が『何月にするのがよい』と言うのは適切ではない。そうなるとそれ自体が様々な葛藤の素地になる。ある1人の主張で押し付けるのは正しくないと思う」と付け加えた。
安議員は、党が非常対策委員会体制に転換することについては「イ・ジュンソク(李俊錫)代表に対して中立的な人たちまで、もはやこれ以上はダメだと言っているのではないか。ここで右往左往するより、政府・与党として早く事態を収拾する姿を見せ、民生に集中する姿を見せるのが正しい」と述べた。
安議員は李代表に対し「李代表は党の貴重な資産であり、今回のことをしっかり解決し、もう少し生まれ変わるそのような契機にしてほしいと願う。継続して訴訟とか強行すれば、それについてそばにいてくれた方たちまで実際に離れていく恐れもあるのではないか。だから今は本人のために、党のために止めなければならない時だ」と忠告した。
安議員は非常対策委員長に対して「今傷ついた党を和合できる、人々の意を集めることができる人が必要だ。きちんと選出された指導部を構成するためには全党大会を行うのが非常対策委員長の役割なので、様々な意見を取りまとめ、それによって全党大会を支障なく準備することが必要だと思う」と明らかにした。
党内一部の‘尹核関(ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の核心関係者)2線後退’の主張に対しては「尹核関という用語自体、李代表が作った言葉だ。党内部を分裂させる用語として今、使われている。これからはそのような言葉を使わないでほしい」と答えた。
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