記念撮影するペロシ氏(左)と金振杓氏(国会写真記者団)=4日、ソウル(聯合ニュース)
記念撮影するペロシ氏(左)と金振杓氏(国会写真記者団)=4日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】来韓している米国のペロシ下院議長は4日、韓国の金振杓(キム・ジンピョ)国会議長とソウルの国会議事堂内で会談した。 下院議員団を率いてアジア歴訪中のペロシ氏は前日夜、台湾訪問を経て韓国に到着した。ペロシ氏は会談の冒頭、「今回の歴訪の主な目的の一つが安全保障だ」と述べ、韓米の安保同盟の重要性を強調。安保問題や朝鮮半島の非核化問題などを巡る両国の関係強化を会談で議論したい考えを示した。 ペロシ氏は、歴訪の主要目的として安保のほか経済協力やガバナンス協力を挙げた。経済問題については、韓国が多額の対米投資を行っていることを歓迎するとし、韓国系米国人が企業家として米国の経済成長、雇用創出や地域経済の活性化に寄与していると評価した。 旧日本軍の慰安婦問題にも言及した。ペロシ氏は、2007年に米議会で日系のマイク・ホンダ下院議員が提出した日本に謝罪を要求する慰安婦関連決議が採択されたことに触れ、「さまざまな困難があったが、決議を通したことを誇らしく思う。決議により、慰安婦に対する(劣悪な)処遇を糾弾し、日本の関係者ともわれわれの意見を顧みることができた」と述べた。
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