握手を交わす李氏(右)とヌーランド氏(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
握手を交わす李氏(右)とヌーランド氏(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は28日、韓国を訪れているヌーランド米国務次官が前日に李度勲(イ・ドフン)外交部第2次官と会談し、韓米両国の経済関係、地域・グローバル協力、経済安全保障など相互の関心事について話し合ったと明らかにした。米国、韓国、日本、台湾の4カ国・地域の半導体協力強化を目指す、いわゆる「チップ4(Chip4)」に関しても意見交換したという。 これに先立ち、外交部は報道資料で、先ごろ開催されたサプライチェーン(供給網)の強化などを話し合う閣僚級会議や重要鉱物の安定供給に向けた米国主導の国際的枠組み「鉱物資源安全保障パートナーシップ(MSP)」の会議などを挙げ、「主要品目の供給先多角化に向けた各レベルでの協議でも(韓国が)中心的役割を果たす」と言及した。 米国は半導体供給網の安定的管理、人材育成、研究開発などを議論する協議体として、韓国、日本、台湾に「チップ4」の発足を提案している。 米国政府で各地域の2カ国間外交を総括するヌーランド氏が、外交部で経済外交を総括する李氏と個別に会ったのは、半導体など主要品目の供給網再編に対する外交的重要性の表れと受け止められる。 一方、ヌーランド氏はツイッターで、訪韓中にインターネットサービス大手のNAVER(ネイバー)を訪問したと明らかにし、人工知能(AI)と仮想現実分野で頭角を現している韓国とパートナーであることが誇らしいと述べた。
Copyright 2022YONHAPNEWS. All rights reserved. 40