尹大統領の支持率は6週前の6月第2週に53%だったが、その後は下がり続けている。3週前は43%、先週は32%に落ち込み、今週は横ばいとなった。ここ1か月半で21ポイント下がったことになる。
一方、不支持率は6週前の33%から3週前が42%、先週が53%、今週は60%と上昇が続く。
韓国ギャラップは「7月に入り、尹大統領に好意的だった高齢層や与党支持層、保守層などを含めほとんどの回答者属性に共通して支持率低下・不支持率上昇の傾向が見える」と分析した。
支持の理由を尋ねると、「コミュニケーション・主観・所信」(7%)、「決断力・推進力・粘り強さ」(6%)、「前政権の克服」(6%)などが挙がった。不支持の理由は「人事」(24%)が最も多く、「経済・国民生活を顧みない」(10%)、「経験と資質の不足・無能」(8%)などと続いた。
韓国ギャラップによると、文在寅(ムン・ジェイン)前大統領の不支持率が初めて60%台を記録したのはソウル市長選などの再・補欠選後だった2021年4月第3週(62%)で、就任から4年近くたっていた。その前の朴槿恵(パク・クネ)元大統領は就任後2年近い15年1月第3週(60%)、年末調整や増税などが波紋を広げていた時期だった。
一方、政党支持率は保守系与党「国民の力」が前週より1ポイント上昇の39%、革新系最大野党「共に民主党」は33%で変動なし。革新系野党「正義党」は4%だった。
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