「2022年韓日関係フォーラム」が29日に大阪で開催される(駐大阪韓国総領事館提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
「2022年韓日関係フォーラム」が29日に大阪で開催される(駐大阪韓国総領事館提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】駐大阪韓国総領事館は21日、在日韓国高齢者の福祉問題と対策を議論する「2022年韓日関係フォーラム」を29日に民団大阪本部大ホールで開催すると発表した。 フォーラムは「在日韓国高齢者の福祉的課題と今後の展望」をテーマに、対面とオンラインで開催される。 2020年以降、在日同胞の人口に占める65歳以上の割合が25%に迫っており、福祉対策が重要になっているが、日本で外国人として暮らす在日同胞は相対的に福祉政策から疎外されている。 在日本大韓民国民団(民団)は、老齢年金を受給できない在日同胞高齢者が約6万人に上り、障害年金を受給できない同胞も3000人を超えると把握している。 フォーラムのセッション1では「在日韓国高齢者の福祉的課題」を、セッション2では「民族団体の取り組みと今後の展望」をテーマに発表と討論が行われる。 領事館の関係者は「韓日両国で高齢化問題が深刻になっているが、なかでも劣悪な福祉環境に置かれているのが在日同胞だ」とし、フォーラムが同胞団体の高齢者福祉活動について把握し、課題を模索する場となるだろうと紹介した。
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