韓国与党“国民の力”の安哲秀議員が、ソウル市議会議員会館で発言している様子(画像提供:wowkorea)
韓国与党“国民の力”の安哲秀議員が、ソウル市議会議員会館で発言している様子(画像提供:wowkorea)
韓国与党“国民の力”のアン・チョルス(安哲秀)議員は、ムン・ジェイン(文在寅)前政府の防疫について「行政便宜主義だ」と批判した。

アン議員はきょう(21日)ソウル市議会を訪ね、市議会の与党議員たちと会った席で、文政府が防疫のため特定業種を一括閉鎖したことについて「非科学的だ」と批判した。

アン議員は「室内体育館で発生したのなら、広さも換気状態も異なるのに、全て同じ基準を適用した」とし「話にもならないことで行政便宜主義だ。特定業種全体に対し一括基準を適用することに反対する」と語った。

つづけて「文大統領の時の問題は、公務員の数が足りないのに公務員が隔離措置を行なってきたことだ」とし「そのため2~3日が過ぎて検査の連絡をしたのだが、すでに他の人に感染させ拡散が続いた」と指摘した。

アン議員は「地域感染へと拡がったのなら “市民自律防疫”へと変えなければならない」と代案を提示した。アン議員によると、「市民自律防疫」は、アプリケーションを通じて本人と感染者の動線がリアルタイムで確認できる。感染者の動線が重なり感染のリスクがある場合、すぐさま知ることができる。アン議員は「防疫公務員の連絡を2~3日待つのではなく、すぐさま知ることができる」とし「感染の確率をかなり下げ、初期に発見されるので生命を救うことができる」と説明した。

アン議員はこの日、ソウル市議会の与党議員30余人が参加した中、グローバル経済危機と議会政治の役割についてのセミナーを行なった。

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