世界的な人気を誇る韓国のボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」が先月、グループとしての活動を一時休止し、ソロ活動を中心に行っていくことを発表した中、メンバーのJ-HOPEが、最初にソロデビューを飾った。米国で放送されるK-POP専用チャートショー「K-POPレーダー」によると、J-HOPEの新曲「MORE」が「7月第1週目の最も人気ある曲」となった。J-HOPEは、グループとしての活動一時休止の発表後、メンバーの中で最初にソロ活動を開始した。韓国紙・中央日報は「BTSの底力はソロ活動でも立証された」と伝えている。

J-HOPE(BTS(防弾少年団)) の最新ニュースまとめ

 「BTS」のメンバーたちは先月14日夜、動画投稿サイトユーチューブに投稿した動画で、これまで9年間ひたすら走り続けてきた中で生じた思いを吐露。リーダーのRMはK-POPとアイドルのシステム自体が人の成熟を許してくれないとし、「僕が成長する時間がない」と、音楽で思うように結果が出せず悩んでいることを打ち明けた。この動画の中でJ-HOPEは、「もう一度一つになる方法を学ぶために離れて過ごすべきだと思うんだ。これをネガティブなものとして見ないで健全な計画だと捉えてほしい。そうすればBTSはもっと強くなれると思う」と語った。

 J-HOPEは1994年2月18日生まれの28歳。本名はチョン・ホソク。南西部クァンジュ(光州)市出身、2010年に芸能事務所Big Hitエンターテインメント(現HYBE)の練習生となり、2013年に「BTS」のメンバーとしてデビューした。グループ内ではメインダンサーとリードラッパーを担当している。活動名の「J-HOPE」は、名字であるチョン(英:Jeong)の頭文字「J」と、希望を意味する英単語の「Hope」を掛け合わせた。

 K-POPレーダーによる「7月第1週目の最も人気ある曲」となった「MORE」はJ-HOPEが今月15日にリリースしたファーストソロアルバム「Jack In The Box」に収録されている曲の一曲。「MORE」のミュージックビデオは7月1~7日の間に3321万回再生された。

 J-HOPEは「Jack In The Box」について「これまで皆さんにお見せしたことがない新しい姿とさらに成長した姿を披露するためベストを尽くして、一生懸命に楽しく作った」と説明した。また、「MORE」については「箱の中のJ-HOPEが箱の外に出て、さらに多くのものを見せ、新しいことに挑戦したいという率直な熱望と抱負を表現した曲」と独特な言い回しで紹介した。

 こうした中、SNSのインスタグラムを通じたJ-HOPEと親友の俳優・坂口健太郎とのやりとりが話題となっている。J-HOPEはInstagramのストーリー機能を利用し、「Jack In The Box」の聴音会の現場写真と動画を公開。その中に、「『Jack In The Box』おめでとう! KENTARO SAKAGUCHI」と書かれたカードに花束を添えた写真が確認できる。これにJ-HOPEは日本語で「ありがとう」と応えている。

 「BTS」と坂口は、日本でリメイクされた坂口主演のドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」のオリジナル・サウンドトラック「Don’t Leave Me」を「BTS」が歌ったことで縁ができた。「BTS」の日本公式ファンミーティングの現場を坂口が訪れて応援したこともあった。とりわけJ-HOPEと坂口の親交はこれまで日韓のメディアにたびたび取り上げられてきた。坂口が映画「今夜、ロマンス劇場で」のPRのため韓国を訪れた際にはJ-HOPEと食事をするなど、親密な間柄だ。

 「BTS」がグループとしての音楽活動を一時休止すると発表してから、ミックステープ(非公式の作品)やオリジナル・サウンドトラック(OST)ではなく正式にソロアルバムを発表したメンバーはJ-HOPEが初めて。J-HOPEは「アルバムを通じて伝えたかったことは明確だった。防弾少年団(BTS)として、そして、J-HOPEとしてソロ曲やミックステープを発表したときも常に新しいことを試み、成長してきたと思う」と、ソロ活動への手ごたえを口にした。

 HYBEの親会社BIGHIT MUSICは「BTSはグループでのプロジェクトと共に、新たにソロプロジェクトを始めるチャプターに突入した。メンバーらはこの機会に新しく様々な活動を通して、個人の成長を目指す時間をとる。このことで、グループがチームとしてさらに強い土台を築き上げることとなるだろう」とコメントしている。

 J-HOPEは今月30日に米シカゴで開催される音楽フェスに出演予定で、他のメンバーも順次ソロ活動を本格化させていく。今後の活躍が楽しみだ。


j-hope ’MORE’ Official MV
j-hope ’MORE’ Official MV




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