尹大統領の支持率「33%」・不支持「53%」…2週間で “デッドクロス”＝韓国

ユン・ソギョル（尹錫悦）韓国大統領の国政遂行における肯定評価が2週間で12%も下落し、30%台を記録したという世論調査の結果が、きょう（14日）公開された。

エムブレインパブリック・ケイスタットリサーチ・コリアリサーチ・韓国リサーチの4つの世論調査機関が今月11日から3日間、満18歳以上の男女1001人を対象に実施した全国指標調査によると、尹大統領の国政運営について「うまくやっている」と回答した割合は33%で、「うまくできていない」という否定評価は53%と記録された。

2週間前の調査結果（肯定45%・否定37%）と比較すると、否定評価が肯定評価を上回るといういわゆる「デッドクロス」に転じた状態である。

また「よくわからない」「無回答」の割合は14%であった。

国政運営を肯定的に評価した理由としては「決断力があるため」（28%）が最も多く、「国民との疎通がうまい」「公正・正義である」がそれぞれ18%であった。

否定的に評価した理由としては「独断的で一方的だ」（30%）が最も多く、「経験と能力が足りない」が28%であった。

政党支持率は、与党“国民の力”が37%、共に民主党が28%、正義党が5%の順であった。

2週間前の調査より “国民の力”は3%下落し、共に民主党は2%上昇した。