中国・広東省珠海市、「ロックダウンする」デマを流した3人処罰＝中国報道

新型コロナウイルスの感染者が微増している中国・広東省珠海（しゅかい）市で、「珠海市がロックダウンする」との虚偽の情報を拡散したとして、女性3人が処罰を受けた。

珠海市当局は13日午後、「珠海市ロックダウン」という虚偽の情報をSNS上で拡散したとして、3人の女性に対し「法に基づき責任を追及する」と発表した。

20代～40代の女性3人は、自身のSNSのアカウントを通じ「あす珠海市がロックダウンする」、「きょうの正午から珠海市ロックダウン」などと投稿した。

女性らはそれぞれ罰金、行政拘留などの処分を受ける。

珠海市では最近、市内の幼稚園で集団感染が発生し、13日までに園児やその家族、教員ら35人の感染が確認された。また、今回の感染はオミクロン変異株「BA.5」であることが分かっている。

市当局は「デマを作らず、信じず、拡散せず。良好な社会秩序を守る」よう呼びかけた。