「鼻の整形手術を受けるため」…45万円で新生児を売ったロシア人の女＝韓国報道

ロシア人の女が鼻の整形手術費用のため、自身が出産した新生児を“販売”していたことが分かった。韓国でも「衝撃的だ」として報じられている。

　去る11日（現地時間）、ニューヨークポストなどによると、ロシア南部の都市カスピスクに住む33歳の女が今年4月25日、該当地域の病院で男の子を出産。その5日後に金を受け取って別の夫婦に子どもを売ったと報じた。5月末に匿名の情報提供を受けた警察が人身売買容疑で女を逮捕し、子どもを買った夫婦も違法養子容疑で連行された。

　警察当局は「この女性は生まれたばかりの赤ん坊を、子どもを望んでいた夫婦に20万ルーブル（約45万5000円）で渡すことに合意した」とし、「親権を放棄する内容の覚書に署名し、前金として2万ルーブル(約4万6500円)を受け取った。残りの金額は約4週間後の5月末に受け取っている」と説明した。

　子どもを買った夫婦は警察の調査で「子どもの対価として金を渡したのではない。母親が鼻の整形手術に負担がかかると訴え、うれしい気持ちで助けてあげただけ」と陳述していることが伝えられた。警察当局は子どもの母親が整形手術を受ける前に逮捕し、手術は美容ではなく医療目的のものだと解明したと伝えた。

　一方、現在、生後2か月ほどになる男の子が誰のもとで育てられているかは明かされていない。