尹大統領の「6親等の親戚」採用問題…大統領室「任用に瑕疵はない」

韓国のユン・ソギョル（尹錫悦）大統領は自身の親戚が大統領室に採用されたという報道と関連し、大統領室側は「姻族関係であることは大統領室の任用と何の関連もない」と明らかにした。

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大統領室側は6日、取材陣への公知を通じ「A専任行政官は大統領選候補キャンプ当時からさまざまな業務を遂行し、業務の連続性という側面から大統領室に任用された」と説明した。

これに先立ち、あるメディアは尹大統領の大統領選候補キャンプで会計を担当していた6親等の親戚であるA氏が現在、付属室の専任行政官として勤務しており、キム・ゴンヒ（金建希）夫人を担当する付属2チームの業務を事実上担っていると報道した。

これについて大統領室は、「A専任行政官が大統領の姻族6親等であることは正しい」としながらも、「姻族6親等は利害衝突防止法上の採用制限の対象でもない」と釈明した。

また、「長期間、大企業に勤務した経歴などを考慮すると、任用に何の瑕疵（かし）もない」とし、「A専任行政官が『事実上の付属2チーム』という内容も事実と異なる。A専任行政官は大統領室の発足時から勤務しさまざまな業務を遂行している」と付け加えた。