朴智元氏(国会写真記者団)=(聯合ニュース)
朴智元氏(国会写真記者団)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の情報機関、国家情報院(国情院)が2020年に起きた北朝鮮軍による韓国公務員男性殺害事件を巡り、当時、国情院長を務めていた朴智元(パク・チウォン)氏を公用電磁記録など損壊罪などで告発したことについて、朴氏は6日、「全くの事実無根」と反論した。 国情院はこの日、独自の調査を行った結果、朴氏が同事件を巡り、諜報に関連した報告書などを無断で削除した疑いがあり、大検察庁(最高検)に告発したと発表した。 これに対して朴氏は聯合ニュースの取材に対し、何も知っていることはないとし、「国家情報院がそんなこと(告発)をするのは、必要ない」として告発が不適切と指摘した。 国情院はこの日、亡命を希望していた北朝鮮の住民2人を北朝鮮に送還した19年の事件を巡り、当時、国情院長を務めていた徐薫(ソ・フン)氏についても合同調査を強制的に早期終了させた疑いがあるとして告発した。
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