「物価高騰の苦痛」…バイデンの支持率36%、過去最低

米国のバイデン大統領の支持率がまた歴代最低を更新した。また、米国人の大多数が米国が誤った方向に向かっていると答えた。

　モンマス大学が先月23~27日（現地時間）、成人978人を対象に実施し、5日に発表した世論調査の結果を見ると「大統領としてバイデンを支持するか」という質問に対し、回答者の36%が「支持する」と答えた。前月の数値（38%）からまた下落し、史上最低を更新した。

　バイデン大統領の支持率は昨年4月に54%を記録して以来、引き続き50%を下回っている。昨年の今頃の調査では48%だった。インフレがバイデン大統領の支持率を急落させているのだ。

　また、回答者の88%は、米国が誤った方向に向かっていると答えた。これは2013年に該当項目を調査して以来、史上最高値だ。正しい方向に向かっている」という回答は10%にとどまった。