米バイデン大統領「米国の平等思想、どの軍・独裁者よりも強い」…独立記念日の祝賀メッセージ＝韓国報道

バイデン米大統領は米国独立記念日の4日（現地時間）、ツイッターのメッセージで平等思想と人間の尊厳性を強調した。

　バイデン大統領はこの日ツイッターに「米国は一つの信念だ。どの軍よりも強く、どの海よりも大きく、どの独裁者や暴君より強力な思想だ」と投稿した。

　続けて「それは地球で最も絶望的な人々に希望を与え、皆が尊厳ある待遇を受けられるよう保障し、憎悪には安全に避ける所を与えない」とし、「皆さんの人生がどこで始まっても、努力すれば成し遂げられるという信頼を植えつける」と述べた。

　また「7月4日はわが国にとって神聖な日だ。すべての人は平等に創造されている。そうした思想に基づいて建てられた世界で唯一の国家だ。（今は）わが国の善を祝う時」とし、「最高の日々は、まだ私たちの前に置かれている」と強調した。

　米国の元大統領たちも、相ついでメッセージを公開した。

　ドナルド・トランプ前大統領は、自身が作ったソーシャルメディアのトゥルース・ソーシャルに「今、わが国は良く見えない」とバイデン政権を批判。

　トランプ前大統領は急騰するインフレーションと、ロシアのウクライナ侵攻、株式市場の混乱ぶりを指摘した。「私が大統領だったら、このような恐ろしい、いかなることも起きなかっただろう」と主張した。

　オバマ元大統領はツイッターに「今日を祝い、わが国のために献身したわが軍とその家族に感謝の意を表そう」と投稿。「民主主義のための闘争に再び専念しよう。私たちの和合を完成するために、するべきことが依然として多い」と述べた。

　クリントン元大統領もツイッターに「わが民主主義は世界の羨望（せんぼう）だけでなく、私たち自身が刷新するための原動力にならなければならない。米国の正しさで、治癒できないわれわれの問題はない」と、自分が過去に発言した内容を投稿した。

　続けて「米国の開拓者と数多くの前世代のように、今や私たちがこの偉大な米国の実験精神を守るとき」と付け加えた。

　ジミー・カーター図書館側は、多様な色で塗られた自由の女神像作品をツイッターに掲載している。