韓国政府は “新政府経済政策方向”を通じて「現行の “2030国家温室ガス削減目標”を滞りなく履行していく」と明らかにした(画像提供:wowkorea)
韓国政府は “新政府経済政策方向”を通じて「現行の “2030国家温室ガス削減目標”を滞りなく履行していく」と明らかにした(画像提供:wowkorea)
韓国政府は「原子力発電を積極的に活用し、温室ガスの削減目標を達成する」という方針を明らかにした。

韓国政府はきょう(16日) “新政府経済政策方向”を通じて「現行の “2030国家温室ガス削減目標(NDC)”を滞りなく履行していく」と明らかにした。「NDC」は、2018年の排出量対比で40%削減という目標で、昨年10月に上向修正された。

韓国政府は「温室ガスの削減経路は産業界および利害当局者との疎通と費用分析を基に再検討し、原子力発電の活用度を高める」と伝えた。原発に関しては「原発建設を速やかに再開し、運営許可期間の満了した原発を引き続き運営する」と説明した。

再生エネルギーは引き続き普及していくが、その割合は「合理的レベル」に調整することにした。現行のNDCに提示された再生エネルギー発電の比重目標は「2030年までに30.2%」である。

また韓国政府は「低炭素消費」を活性化させるため、「カーボンニュートラル実践ポイント」の支給対象活動を資源循環と輸送分野などに拡大する方案を検討することにした。

「カーボンニュートラル実践ポイント制」は、紙の領収書のかわりに電子領収書を発給したり無公害車両のレンタカーを借りるなどの場合、現金のように使用できるポイントを提供する制度である。

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