(画像提供:wowkorea)
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韓国で、史上最高値を更新中のガソリン・軽油価格が並んでリットル当たり2070ウォン台(約200円)を突破した。 この過程で軽油価格はまたガソリン価格を追い越した。

韓国石油公社の原油価格情報サイト、オフィネットによると、13日午後2時現在、全国平均ガソリン価格は前日より4.40ウォン/ℓ上がって2073.0ウォン/ℓとなり、史上初めて2070ウォン台を突破した。 軽油価格も5.41ウォン/ℓ上がって2073.4ウォンで、同じく、初めて2070ウォン台を超えた。

ガソリン価格は11日、平均2064.59ウォン/ℓで、2008年の原油高の時の史上最高値を突破して以来、3日連続で史上最高記録を更新している。 軽油価格も史上最高値を記録した5月12日以後、なんと33日間も毎日新記録を更新中だ。

特に軽油価格がガソリン価格を上回る逆転現象も1か月ぶりに再び起きた。 軽油価格は税金比率が低く、通常ガソリン価格より200ウォン/ℓ前後低い。 しかし、先月11日、08年6月以降14年ぶりに逆転現象が発生したのに続き、今回再び逆転した。

当分の間、原油高の状況は続く見通しだ。 今年2月に勃発したロシアとウクライナ戦争が長期化し、これによる西側諸国の対ロシア制裁と最大産油国であるロシア産原油需給に支障が生じているためだ。 5月、1バレル=110ドル台だった国際原油価格は、6月初めから再び1バレル=120ドルを超え始めた。 戦争直後の3月と同様の原油高の状況だ。 約2週間の格差で国内軽油価格に反映される国際軽油相場(0.05%基準)も5月一時、1バレル=130ドル台まで下がったが、6月に入って再び急騰し、1バレル=170ドル台を超えている。

大韓石油協会関係者は「国際軽油価格が先週だけでバレル当り10ドル以上上がっただけに、来週や再来週の価格上昇幅はさらに大きくなりかねない」と展望した。

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