全国障害者差別撤廃連帯、地下鉄デモ再開=韓国(画像提供:wowkorea)
全国障害者差別撤廃連帯、地下鉄デモ再開=韓国(画像提供:wowkorea)
障害者の権利予算反映を促す障害者団体が出勤途中の地下鉄デモを再開した。去る4月22日、最後の出勤途中の地下鉄デモ以来、52日ぶりだ。

 出勤途中の地下鉄デモは地下鉄4号線で2時間以上行われた。デモ参加者らは電車と乗り場の間に車いすを止めて移動せず、列車運行が一時遅れ乗客が不便を強いられた。

 全国障害者差別撤廃連帯(全障連)は13日午前7時30分ごろ、地下鉄4号線ヘファ(恵化)駅で記者会見を開きデモを再開した。

 全障連は「地下鉄デモ再開により出勤に不便を強いられる市民の皆さんに申し訳ない」とし「2023年に反映される政府予算に障害者権利予算を反映することを促し、5月中に企画財政部長官面談を要請したが、要求案を伝達できる実務者面談の場さえ実現しなかった」とし、出勤途中の地下鉄デモを再開した理由を明かした。

 また「企画財政部が直ちに実務者を通じて要求案を伝達できる場を設けることを要求する」とし「企画財政部が障害者権利予算反映のための面談を推進するならデモは留保する」と述べた。

 全障連は記者会見後、地下鉄4号線・恵化駅でから出発し、トンデムン(東大門)歴史文化公園駅、フェヒョン(会賢)駅、ソウル駅、サムガクチ(三角地)駅でそれぞれデモを繰り広げた。このため各駅に停車した列車の運行は数十分間遅延した。

 パク代表は「政府が来年度の障害者権利予算保障をどのようにするのか対話さえしないでいる」とし「ユン・ソギョル(尹錫悦)第取るようとチュ・ギョンホ企画財政部長は障害者権利予算をどのように保障するのか話してほしい」と述べた。

 この過程で中部警察署の警備課長は「出入り口を閉めることを妨げて、故意に列車運行を妨害している」として計5回警告。ソウル交通公社の関係者も「前にスペースが十分ある」として移動してほしいと要請した。

 列車の運行が持続的に遅延すると「早く行って」「ちょっと降りて」「もうやめろ」「ここで何してるの?」などの不満を爆発させる乗客らの抗議が相次いだ。

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