韓国政府は個別観光の目的で韓国に入国しようとする外国人を対象に6月1日、在外公館でビザ申請書の受付を始めた(画像提供:wowkorea)
韓国政府は個別観光の目的で韓国に入国しようとする外国人を対象に6月1日、在外公館でビザ申請書の受付を始めた(画像提供:wowkorea)
韓国政府は個別観光の目的で韓国に入国しようとする外国人を対象に今月1日、在外公館でビザ申請書の受付を始めた中、日本ではビザ申請のために徹夜待ちの行列ができた。

きのう(3日)駐日韓国大使館領事部によると、先月31日夜からこの日の朝まで3日間、東京港区にある東京総領事館の前には、韓国観光ビザを申請しようとする日本人たちによる長蛇の列ができていた。このように徹夜待ちをする理由は、韓国公館でビザを審査し発給する業務処理能力に限界があるためだ。

日韓両国間には90日以内のノービザ滞留制度があるが、新型コロナウイルス感染症によりその効力は中断された状況である。そのため観光目的で韓国に入国する日本人や日本に入国しようとする韓国人は、すべてビザを申請しなければならない。

駐日韓国大使館の関係者は「ビザの需要に合わせて、大使館の人員まで領事部の業務に追加投入し対応している」と語った。人員を追加投入しているがビザの審査と発給をするのには物理的に時間がかかるため、一定数だけの申請を受け付けるしかない状況だ

東京総領事館は、初日である1日に205件のビザ申請を受け付けた。2日と3日にはそれぞれ150件であった。

一方、日本は今月10日から案内員が同行する旅行社のパッケージツアー(団体旅行)に対して、観光目的の入国を許可するにとどまっている。

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